2023.09.29
※台は展示していません
頭頂部が尖った珍しい頭巾をかぶった頭巾女神坐像、角髪(みずら)という髪型に結い上げた童子坐像、出家した女性がかぶる尼頭巾(あまずきん)をかぶり、ひとまわり小ぶりにつくられた女神坐像です。量感のある体形、ふっくらとした輪郭に小さな目鼻立ち、簡素な衣の表現など、いずれも平安時代の神像としての特徴が見られます。
神像は、日本土着の神々への信仰とインド発祥の仏教が融合した神仏習合が広まった8世紀以降に数多く制作されました。
八幡神像三体として記されていますが、もともとこれらの像が一具として揃っていたかは不明です。
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