Exhibition 1

7.1 - 9.30

やまとうたは 人の心を種として
よろづの言の葉とぞなれりける…… (『古今和歌集』序)

古来、人々は詩を詠むことで
心のありようを示してきました。

季節のうつろい、旅の愉しみ、
長寿や繁栄への祈り、
あの人に恋焦がれる気持ち。

文字だけの世界は
絵画や工芸品にあらわされ、
さらなる広がりを見せます。

やまとうたは 人の心を種として
よろづの言の葉とぞなれりける…… (『古今和歌集』序)

古来、人々は詩を詠むことで
心のありようを示してきました。

季節のうつろい、旅の愉しみ、
長寿や繁栄への祈り、
あの人に恋焦がれる気持ち。

文字だけの世界は
絵画や工芸品にあらわされ、
さらなる広がりを見せます。

Exhibition 2

6.1 - 8.31

植物も動物も
生きとし生けるすべてのものは土に育まれました。
人の営みもまた
土と切り離すことはできません。

大地を掬い、土を練り上げ、削り
そうして作り上げられた芸術が
時を経て我々の目の前にあります。

植物も動物も
生きとし生けるすべてのものは土に育まれました。
人の営みもまた
土と切り離すことはできません。

大地を掬い、土を練り上げ、削り
そうして作り上げられた芸術が
時を経て我々の目の前にあります。

Exhibition 3

5.1 - 7.31

紫なるものは、めでたくこそあれ—紫色のものは素晴らしい。

かつてこのように評価された紫に、人々は特別な深い想いを寄せてきました。

ある時は、高貴な身分の証として紫衣を纏い、
ある時は、愛しい人を一本の紫草に喩え、
その人に連なる全ての人達も、色が染るように愛おしく思う心をつづりました。

この上なく尊い色、そして縁を結ぶ色
紫に寄せる物語、その想いを感じてみてください。

紫なるものは、めでたくこそあれ—紫色のものは素晴らしい。

かつてこのように評価された紫に、人々は特別な深い想いを寄せてきました。

ある時は、高貴な身分の証として紫衣を纏い、
ある時は、愛しい人を一本の紫草に喩え、
その人に連なる全ての人達も、色が染るように愛おしく思う心をつづりました。

この上なく尊い色、そして縁を結ぶ色
紫に寄せる物語、その想いを感じてみてください。

Exhibition Next

8.1 -10.31

8月からの主な展示品

交趾桃香合 銘 みちとせ
山水花鳥人物図帖

8月からの主な展示品

交趾桃香合 銘 みちとせ
山水花鳥人物図帖