清水裂

2023.11.01

清水裂

京都・清水寺本尊の戸張に使用されていたという伝承から清水裂と呼ばれます。鎌倉時代末から江戸時代中期にかけて舶来した名物裂のひとつです。藤田傳三郎の13回忌の追悼茶会において、藤田平太郎の席では清水切を出袱紗(だしぶくさ)として使いました。出袱紗とは、濃茶の際に亭主が茶碗に添えて出す袱紗のことです。

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