[重文]法華経巻第六残闕(扇面写経) 

2024.04.28

[重文]法華経巻第六残闕(扇面写経) 

表:法華経巻第六 巻末
裏:柏に集う鷽(ウソ)

 

大小の金箔・銀箔を切った切箔(きりはく)や、細かく粉状にした砂子(すなご)で装飾した扇面形の料紙に、表面に法華経巻第六の経文の巻末、裏面に柏に集う鷽(うそ)たちが鮮やかな彩色で描かれています。元は鳥羽上皇の皇后・高陽院泰子(かやのいんたいし、1095~1156)の発願によって作られた、大阪・四天王寺に伝わる「扇面法華経冊子」の最後のページです。

 

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