野草芳帖

2024.02.01

野草芳帖

書の手本の為に和歌集など古筆や経典の一部を切り取って集めたものを手鑑(てかがみ)といいます。右頁右側に貼られるのは醍醐寺を開いた真言僧・聖宝(しょうほう、832~909)の書と伝わります。左側は大方広仏華厳経(だいほうこうぶつけごんきょう)巻第十四の一部で、比叡山中興の祖・良源(りょうげん、912~985)が書いたと伝わります。

左頁に貼られるのは紫紙金字金光明最勝王経(ししきんじこんこうみょうさいしょうおうきょう)巻第一の末尾あたりです。菅原道真が書いたと伝わりますが、実際には奈良時代、700年代に書写された経典で、河内切、紫切とも呼ばれます。

▲ TOP