和歌五首(住吉切)

2024.02.01

和歌五首(住吉切)

筆者と伝わる藤原俊成(1114~1204)は平安時代から鎌倉時代はじめころの公家であり、歌人としても活躍しました。俊成は1190年の春に春日、日吉、伊勢、賀茂、住吉の5社に和歌100首をそれぞれ巻物にして奉納しました。そのうち住吉社に伝わった巻を切断したものを住吉切といいます。

線の細い部分と太い部分の変化を強調した豪快さを感じさせる筆遣いで、一字一字がはっきりとしています。

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