刺繍阿弥陀三尊来迎図

2025.12.20

刺繍阿弥陀三尊来迎図

来迎印を結びながら飛来する阿弥陀如来

観音菩薩

飛来する飛天と楽器
蓮池

阿弥陀如来と観音菩薩・勢至菩薩(せいしぼさつ)が雲に乗って飛来し、死者の魂を極楽浄土に連れていくために迎えに来た来迎図(らいごうず)です。本紙のみならず表具全体に精緻な刺繍をほどこす総繍(そうぬい)であらわしています。このような繍仏(しゅうぶつ)は、鎌倉時代~室町時代にかけて、主に貴族女性の注文によって追善供養や極楽往生を願うために多く作られました。特に阿弥陀の螺髪(らほつ)や、仏たちが身にまとう衣は、人の髪の毛を用いる髪繍(はっしゅう)がほどこされています。

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