2025.12.20



像高約97.5cmの来迎印を結ぶ阿弥陀如来立像です。頭部は針葉樹材による一木造(いちぼくつくり)、身体部分は複数の木材を用いた寄木造(よせぎづくり)です。玉眼(ぎょくがん)をほどこした両目、やや面長な顔立ち、胸前の衣をU字のように合わせる表現は、慶派(けいは)仏師・快慶(生没年不詳)の作風「安阿弥様(あんなみよう)」の特徴を示しています。阿弥陀仏は西方(さいほう)極楽浄土をおさめて死者を浄土へ導く存在とされ、浄土信仰の流行にともなって像高約90センチメートル前後(3尺)の立像であらわされた「三尺阿弥陀(さんじゃくあみだ)」が多く制作されました。
★1/24(土)14時より、奈良博学芸員の山口氏をお迎えして、記念講演会「地蔵と阿弥陀 -藤⽥美術館の『安阿弥様』⼆作品-」やります!詳しくはこちら
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