2018.07.06
伝 小野道風 筆
『古今和歌集』や『万葉集』などの歌を集めた冊子から切り離されたものです。「升色紙」「寸松庵色紙」と共に三色紙と呼ばれ、仮名の手本として知られています。正方形の料紙を継いだように見える形から「継色紙」と呼ばれています。大きく取った余白や、草仮名から女手への過渡期にあたる文字から、他の色紙よりも先に作られたと考えられています。小野道風(894~967)が書いたと伝えられてきました。
つくはねの
このも
かのおもに
かけは
あれと
きみか
みかけに
ますかけ
はなし
最近のコメント