述懐詩

2024.02.01

述懐詩

 

伊藤博文(1841~1909)は幕末から明治時代にかけて活躍した政治家で、初代内閣総理大臣を務めた人物としても知られます。「春畝」と号し、詩や書も得意としました。幼少期から書に優れ、故郷・萩の久保五郎左衛門の塾では塾中第一と言われました。

 藤田傳三郎(1841~1912)とは同郷で、同い年の仲間でした。この書も「為香雪斎」と最後の行に書かれ、傳三郎の為に書かれたことが分かります。「香雪斎」は傳三郎の号の1つです。

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