勾玉 / 棗玉

まがたま / なつめだま

Jadeite Comma-shaped beads and Barrel-shaped beads

弥生~古墳時代 紀元前5世紀~紀元4世紀

裏面
裏面

丸い形のものを棗玉(なつめだま)、大型の2点を獣形(じゅうけい)勾玉、残りを定型勾玉と分類します。いずれも孔(あな)に紐を通して装飾品として使用されました。獣形勾玉はC字形よりE字形の方が古いと言われています。定型勾玉の孔周辺には線が刻まれ、チョウジの実(クローブ)に似た形であることから「丁字頭(ちょうじがしら)」と呼ばれます。同様の線が獣形勾玉にも見られますが、これは類例が少なく、珍しいものです。