戎二童子図

えびすにどうじず

Ebisu and Two Children

江戸時代 18~19世紀

釣り上げた鯛の背に乗る恵比寿天と、穀物と酒瓶をささげる2人の童子が描かれます。関西ではえびすさん、えべっさんといった呼び名で親しまれ、漁業や商業の神として祀られます。この絵では、穀物をささげられていることから、しばしば恵比寿と一対で表現される農業の神・大黒天と同じものとみなされていると思われます。

衣服の文様や顔かたちなどを細密に描き、中でも恵比寿や左の童子に見られるアクの強い表情が印象的です。