大井戸茶碗 銘 蓬莱

おおいどちゃわん めい ほうらい

"Tea Bowl, large-well (Ōido) style , named Hōrai "

朝鮮時代 16世紀

井戸茶碗は高麗茶碗の一種で、その中でも特に大振りかつ最高峰とされるのが大井戸茶碗です。明るい枇杷色、釉薬の表面に細かく入ったひび、ろくろの回転に合わせてついた痕、竹節状の高台などが見どころです。蓬莱とは、古代中国の神仙思想にもとづく伝説の山にちなみ、長寿や新年を寿ぐ縁起のよい言葉です。堺の豪商であり茶人の武野紹鷗(たけのじょうおう、1502~1555)が愛用した茶碗と伝わることから、「武野井戸」とも呼ばれます。