白楽茶碗 銘 白狐

しろらくちゃわん めい びゃっこ

"Tea Bowl, White Raku ware, named Byakko "

本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)

江戸時代 17世紀

本阿弥光悦(ほんあみこうえつ、1558~1637)は刀剣の鑑定を家業としながら書家や茶人としても知られ、陶芸にも秀でていました。全体に丸みを帯びた形は光悦茶碗の特徴です。「白狐」という銘は表千家7代目・如心斎宗左(じょしんさいそうさ、1705~1751)によって与えられました。白狐は年老いて神通力を得た狐のことで、茶碗の風合いから連想されたと考えられます。加えて「一位(いちい)」、「五百生(ごひゃくしょう)」の追銘がそれぞれ後の所有者などによって付けられています。