菊水文螺鈿蒔絵香合

きくすいもんらでんまきえこうごう

Incense Container, with Makie Lacquer, design of Chrysanthemums and flowing water

鎌倉~室町時代  14~15世紀

錫縁を合口にめぐらせた蒔絵の小箱を香合に見立てています。蓋表には黒漆地に螺鈿や金貝で3つの菊花があしらわれ、その周囲に流水文を配しています。蓋裏と身の内部にも菊花が1つずつあらわされています。菊水紋を家紋としていた楠木正成(1294~1336、くすのきまさしげ)が所持していたという伝承があります。