Exhibition 1

6.1 - 8.31

桜狩蒔絵硯箱

さくらがりまきえすずりばこ

Writting Box, with Makie Lacquer, design of Cherry-bloosom Hunt

尾形光琳(1658~1716)による、全面に蒔絵がほどこされた硯箱です。金の粉を濃密に蒔きつけ、貝殻や薄い金属の板を切り抜いて貼っています。『新古今和歌集』に載る藤原俊成の歌〈復(また)や見ん 交野のみのの桜狩 花の雪散る春のあけぼの〉をもとにした意匠です。馬に乗り桜の下を行く公達(きんだち)があらわされ、和歌を示す文字が散りばめられています。
本阿弥光悦の硯箱をもとに作ったということを光琳が自ら箱に記しています。