禅僧渓西広沢(生没年不詳)が、日本から禅を学ぶために留学していた白雲慧暁(1228~1294)の人となりを雲に例えた偈です。本文は七言詩で、一段下げてなお5行書き継がれています。末尾に咸淳己巳上元後二日書とあり、1269年正月17日に記されたことが分かります。白雲は帰国後、東福寺四世となりました。
Exhibition 3
4.1 - 6.30
けいせいこうたくぼくせき げご
Calligraphy of Xixi, verse
禅僧渓西広沢(生没年不詳)が、日本から禅を学ぶために留学していた白雲慧暁(1228~1294)の人となりを雲に例えた偈です。本文は七言詩で、一段下げてなお5行書き継がれています。末尾に咸淳己巳上元後二日書とあり、1269年正月17日に記されたことが分かります。白雲は帰国後、東福寺四世となりました。