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2025.04.01
箱書きには「桃源堅手(とうげんかたで)」とあり、高麗茶碗のうち白磁の一種である堅手茶碗と見なされていたことがわかります。しかし、陶胎(とうたい)の赤土や釉薬の色調は本手利休斗々屋茶碗と近く、ゆったりと開く姿も似ることから、新たに利休斗々屋手茶碗と名づけられました。類似品が見られなかった本手利休斗々屋茶碗と共通点がある、稀な茶碗です。
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